9月ドイツ製造業PMI・非製造業PMI共に市場予想を大幅に下振れの結果を受けて

指数・指標

先ほど発表された9月ドイツ製造業PMI(購買担当者景気指数)が市場予想44.0にたいして結果は41.4と、市場予想を大幅に下振れとなりました。

さらに非製造業PMI(購買担当者指数)も市場予想54.3にたいして結果は52.5とこちらも下振れ。

9/5に発表されていた製造業受注指数も前月比で低下しており、ドイツ経済の景気後退が垣間見えています。

これを受けてユーロも下落、米10年債利回りも低下してしまったためドル円も現在107.4円台で推移しており、どちらも市場予想が改善の見込みを持っていたにも関わらず下振れ結果となってしまったためその影響は今晩のNYダウにも見られるかもしれません。

ただでさえ米中貿易問題がありますから、一旦引いたとしても連休明け日本市場にも影響が出そうです。

世界的に見て製造業の景気指数は今回のドイツにとどまらず中国やアメリカも下振れの傾向が強いですが、一方で全世界の製造業は実質ベースで成長すると見込まれています。

これはベトナムやインドなどのアジア新興国への期待によるものですが、インド日経・マークイット製造業購買担当者景気指数も3月以降下振れが続いているため、短期的には、人手不足の混乱を招いている現状によるものと筆者は見ており、長期的にはロボットの導入による生産性の向上がPMIの上昇につながるものと見ています。

もちろんロボットの導入によって製造業が向上しても雇用が奪われるという問題もありますので、それに匹敵する新たな雇用も生み出され相殺されると考えられている一方で、個人の裁量が今後大きく左右される社会になる可能性を指摘している人もいます。

仕事ができる人・できない人の賃金の差はいつの時代にもありますが、その格差が今後もっと拡大するかもしれない、という懸念です。

製造業PMIの下振れから大きく話が逸れてしまいましたが、現状では生産性の向上が解決のカギであると見ていますし多くの投資家もそう考えているでしょう。つまり…。