【2019年最新版】IoT関連銘柄の本命銘柄・出遅れ銘柄・注目銘柄を考察

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【2019年最新版】IoT関連銘柄の本命銘柄・出遅れ銘柄・注目銘柄を考察

国内IoT市場売上規模は右肩上がりに伸びており、株式市場においては早くから重要テーマとして注目されている「IoT」ですが、「5G」到来に向けてさらなるマーケットの拡大が見込まれるIoT関連銘柄の本命銘柄・出遅れ銘柄・注目銘柄を考察していきます。

この記事ではIoT関連銘柄:本命銘柄・出遅れ銘柄・注目銘柄を考察するために「IoT」の歴史からどのようなものなのか、関連株としてどのような企業が関わっているのかをご紹介し、考察していきます。

IoTとは?

「IoT(アイオーティー)」とは、Internet of Things(インターネットオブシングス)の略であり、日本語では「モノのインターネット」という意味になります。

もともとインターネットはコンピュータ同士を接続するためのものであったため、主にパソコンやサーバー等のIT関連機器が接続されていました。

しかし、現在ではスマートフォンやタブレット端末も接続されるようになり、さらにはテレビやデジタルカメラ、デジタルレコーダーや最近話題のスマートスピーカー等のデジタル情報家電をインターネットに接続する流れは増加しています。

IoT技術の発展によってデジタル化された映像、音楽、音声、写真、文字情報や様々なデータがインターネットを介して伝達される商品が今後ますます増えていくことが考えられます。

IoT誕生の歴史

スマート・デバイスが結ばれるネットワークというコンセプトは遅くとも1982年に議論されていました。

TRONプロジェクトと呼ばれるコンピュータ・アーキテクチャ構築プロジェクトの中心人物である坂村健氏は1987年に「未来の地球人類社会では、日常生活のあらゆる部分(電球1個、壁パネル1枚)にまでマイコンが入り込み何らかの形で人間と関わりを持つようになる」と予想した論文を発表しています。

1992年には初めてインターネットに接続された電化製品の例として、米国のカーネギー・メロン大学で改造コーラ販売機が開発されています。

そして1999年、マサチューセッツ工科大学のAutoIDセンサー共同創始者であるケビン・アシュトン氏によって初めてIoTという言葉が用いられます。※諸説あります。

スマートフォンなどが普及した2010年頃よりIT企業が未来のスタイルとしてIoTを活用するようになり、映像、音楽、テレビやエアコンなどあらゆるものをインターネットを利用して使う機会が増え、製品開発スピードも上がって多様化が進んでいます。

IoTの進化に必要不可欠な5G

2020年に「5G」が導入されることによって、基地局1台から同時に接続できる端末を、従来に比べて飛躍的に増やせます。

そのためスマートフォンのみならず家電、自動車、電車などあらゆる身の回りのものが、インターネットに接続することで簡単に利用でき、一層手間いらずになるためさらにIoT化が進むことが予想されています。

【最新版】5G関連銘柄の本命銘柄・出遅れ銘柄・注目銘柄を考察

IoTにより実現できる具体的な例

IoTにより何が実現できるのかを知ることで、どのような製品が関連づき、どのような企業がIoT関連銘柄と呼ばれているのかを理解できます。

例えば、見たいテレビ番組があった時に外出先からスマートフォンで録画予約を行う、帰宅時間に合わせて室内を最適な温度を保つためにスマートフォンで予約設定をしておく、などがIoTにより実現が可能なため、IoT技術を用いた製品開発を行っている企業などはIoT関連銘柄として考えられるでしょう。

そして他にもIoTは様々な分野で活用されているため、いくつか具体的な例をご紹介します。

自動車分野におけるIoT

自動車とスマートフォンを接続することにより、カーナビを利用しなくても道順を知ることができたり、車内で音楽を楽しむことができたりするスマートデバイスの活用が進められています。

また将来の実用化に向けて、世界の自動車メーカーは「自動運転システム」の開発が進んでおり、センサーを搭載した自動車は「走る」「回る」「止まる」などの動作を自動で行うことができます。

すでに一部の自動車に搭載されている自動ブレーキや前車追従システム、車線維持システムといった仕組みが続々と登場しています。

物流分野におけるIoT

物流分野においては配送、倉庫の在庫管理などにもIoTは急速に活躍の場を広げています。

例えば、段ボール1箱ごとに数年間稼働可能なセンサデバイスを取り付け、無線LANや携帯電話のネットワークなどでインターネットにつながるとします。

今まで段ボールの中身の情報、商品名・入数・賞味期限・製造ロット・現在の温度・湿度・衝撃の有無などは人の手でメモを取って紙で管理したり、コンピュータに人が入力することがありますが、数年間稼働するセンサデバイスによってこれらの情報を人の手を使わず自動で情報を発信できます。

この技術によって倉庫の中のすべての商品の状態がリアルタイムで把握できるだけでなく輸送途上の商品の状態もリアルタイムに追跡することが可能となり、このような考え方が物流領域よりは生産現場での導入されつつあります。

医療分野におけるIoT

医療分野におけるIoTでは、着用型ウェアラブルデバイスが活躍しています。着用型ウェアラブルデバイスによる自分の健康状態の記録・管理、医師との共有は、健康管理に役立ちます。健康状態が悪化した際に注意のアラートを出すデバイスもあります。医療のIoT化による健康管理で、病気の予防と効率的な治療が可能になります。

最近では医療に特化した考えのIoMT(Internet of Medical Things)が提唱されており、IoMTとしての技術の進化が期待されています。

例えば、既にアメリカの大手医療機器メーカーでは、自律した通信機能を持つ心臓ペースメーカーを開発しており、患者の生体データを収集・蓄積し、自動的に医療機関に送信するサービスを提供しています。

【最新版】IoT関連銘柄の本命銘柄を考察

IoTは様々な産業や分野への浸透を通じて、大きな経済的効果をもたらすと予想されており、IoT化を含めた市場規模は全体では2023年度に9.5兆円となると予測されています。

そんな中でIoT関連銘柄の本命とされている銘柄を3つご紹介します。

3914:JIG-SAW

3914:JIG-SAWと言えば人工知能制御によるIoTデータコントロール、ロボット型ソフトウェアモジュール群による全自動IoTプラットフォーム、分散型 E2Eデータコントロールアーキテクチャー(分散レジャー)基盤の提供、次世代リアルタイムOS・最先端チップモジュール群及び通信制御技術の研究開発、ビジネスシステムの最適制御・運用技術「オペレーションテクノロジー(OT)」をベースにした全産業の自動化・分散化・シェアリング化のためのA&Aサービスなどがあります。

また2019年よりRTOSベースの独自エッジ制御技術を活用したIoTサービス「neqto」に搭載されている、あらゆる機器をIoT化するIoT組み込みエンジン「neqtoエンジン」のライセンス提供を完全サブスクリプションモデルにて日本国内及び米国にて広範な業界に対して開始。

IoT関連銘柄の本命として2016年には初動から株価が5倍にも6倍にも膨れ上がるほど上昇。その後株価は下落してしまうが2019年に入ると2,000円台まで落ち込んでしまいますが、IoT普及によるサービス拡大への期待から2020年にかけた上昇が期待できそうです。

3914:JIG-SAW

3913:sMedio

3913:sMedioはsMedio IoT Gateway Device SolutionとしてWi-Fi®、Bluetooth®、ZigBee®など、複数の無線通信規格をサポートし、クラウドサービスへのゲートウェイとして動作、無線通信規格、IoT通信規格間を超えた相互接続を可能にするサービスを展開。

2015年に上場しするも受託開発などに苦戦しており、株価は低迷傾向にありますが、特に無線ネットワーク構築に関するスマートデバイス向けの最先端のソフトウェアを提供していることから、2020年以降への株価上昇が期待できそうです。

3913:sMedio

3727:アプリックス

3727:アプリックスは2015年に家電機器をIoT製品にするために必要となるアナログインターフェースを1チップにした「IoT用アナログ半導体」を世界で初めて開発し、以降はBluetooth Low Energyを用いたIoT技術「Beacon」を起点とし、様々な分野において研究開発が進められております。

株価は2015年以降低迷が続いており、2018年末には一時100円台にまで落ち込み、数々の先行投資が懸念されていますが、2020年に向けての株価上昇が期待できそうです。

3727:アプリックス

【最新版】IoT関連銘柄の出遅れ銘柄を考察

これまで直接関与してこなかった銘柄やまだ市場で注目されていない銘柄などの出遅れ銘柄を検証していきます。

3834:朝日ネット

POSレジ、決済端末、カメラ、デジタルサイネージ等、幅広い用途で利用可能な「ASAHIネット おまかせルーター」のサービスを行っており、IoT関連出遅れ銘柄として注目されています。

株価は2019年に入り上昇傾向にあり、7月は最高値を記録。現在は調整局面に入っており非常に期待値の高い価格帯で推移しています。

3834:朝日ネット

6962:大真空

IoT/M2Mに関連するMHz帯水晶振動子の開発を行っており、携帯電話や無線機などの通信機器に大量の情報を同時に素早く処理するための部品として使用されるため受注量の拡大が見込まれ、IoT関連出遅れ銘柄として注目されています。

2018年末をピークに株価は上昇傾向にあり、今後2020年に向けた出遅れ銘柄として注目です。

6962:大真空

8068:菱洋エレクトロ

IoTを加速させるワイヤレス製品や近年最も注目されている通信プロトコル「OPC UA」をベースとしたプラットフォームなどIIoT向けソリューションの提供などを行っており、こちらもIoT関連出遅れ銘柄として注目されています。

株価は2013年を起点に典型的な長期型上昇トレンドを形成しており、2018年にかけて調整を迎えた後再び上昇している状態。2020年に向けての株価上昇が期待できそうです。

8068:菱洋エレクトロ

【最新版】IoT関連銘柄の注目銘柄を考察

上記で取り上げた銘柄以外にも非常に多くの関連株があり、材料が出るたびに一時的な短期上昇が見込める銘柄が長期的に上昇が考えられる銘柄、また今後新たにIoT関連銘柄としてIoTに関わる事業展開を行うとみられる銘柄などをピックアップしていきます。

2354:YE DIGITAL

2019年に社名変更を行った旧「安川情報システム」。既存設備のIoT化を実現するためのスターターパックを提供しており、裏IoT本命銘柄でもあります。

IoTプラットフォーム「MMCloud」などのIoTソリューションが拡大しており、株価も2019年に入り上昇傾向にあります。2016年の急騰から下落傾向にあった株価の反発ともとれますが、市場規模を考慮すると2020年に向けての株価上昇が期待できそうです。

2354:YE DIGITAL

9739:NSW(日本システムウエア)

IoTプラットフォーム「Toami」を展開。Toamiサーバと機器・装置との接続を実現する専用アプリケーションの開発などを行い、本命銘柄と見る投資家も多いと思います。

一巡している株価からどの位置で狙うべきかを見定める必要がありますが、IoTやAIに関連した案件が豊富で需要の拡大によって再び株価上昇が狙えるうえに短期トレードでも注目の銘柄です。

9739:NSW(日本システムウエア)

4813:ACCESS

あらゆるモノをネットにつなぐソフトウェア技術と、BLE、Wi-SUN、LoRaWANなど無線通信規格に準拠したセンサーやゲートウェイなどの機器、IoTデバイス製品の提供などこちらも本命と名高い銘柄です。

IoT受託開発は順調な反面、短期トレード向きな値動きが続くため本命というよりは一時的な上昇や下落を繰り返す銘柄でもあります。

4813:ACCESS

【最新版】IoT関連銘柄の本命銘柄・出遅れ銘柄・注目銘柄まとめ

既に数年前から注目が集まっているIoT。2020年5G本格化によって更なる市場規模の拡大が期待できる分野でもあり、5G関連銘柄などの連想買いなども考慮し株式市場での期待値は今最高潮に達していると言っても過言ではありませんので、本命銘柄・出遅れ銘柄・注目銘柄はしっかりとマークしておきたいですね。

また今後の方向性によってはIoTがさらに分散化された進化を遂げる可能性も十分にありますので、多くの企業が絡んでくるものとなってくる可能性にも期待できる分野です。

今後もしかすると、長期投資でポートフォリオに組み込んでいた銘柄が新規参入することもあるかもしれません。