投資用語辞典(あ)から始まる投資用語

投資用語辞典(あ)から始まる投資用語

投資用語辞典(あ)から始まる投資用語の一覧です。

アービトラージ

アービトラージとは、同一の価値を持つ商品の一時的な価格差(歪み)が生じた際に、割高な方を売り、同時に割安な方を買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引のことを言い、裁定取引、または鞘取り(さやとり)とも言います。機関投資家などが、リスクを低くしながら利ざやを稼ぐ際に利用する投資手法のひとつです。

アーニングサプライズ

アーニングサプライズとは、企業が市場(マーケット)で新技術、新商品、業務提携、M&A、増資、業績修正、不祥事など、予想されていなかった情報を発表した場合の株価の反応のことをいいます。
このアーニングサプライズで、その情報を好感して株価が上ぶれした場合を「ポジティブサプライズ」、一方で失望して株価が下ぶれした場合を「ネガティブサプライズ」と言います。

アイザーウェイ

アイザーウェイ(Either Way)とは、外国為替相場において、売値と買値が同じレートとなる状態のことを言います。チョイスといった呼び方をする場合もあます。

相対取引

相対取引(あいたいとりひき)とは、市場(取引所)を介さずに売買当事者間(相対(1対1))で取引価格、取引量、決済方法などを交渉し決定して売買する取引のことを言います。大口の株取引の場合、マーケットを介して売買を行うと株価に大きな影響を及ぼす可能性がありますが、市場(取引所)を介さずに取引することで、価格変動リスクを排除した状態で取引ができます。
これは株式に限らず、債券の一部や外国為替証拠金取引などでも行われています。
相対売買(あいたいばいばい)と呼ばれる場合もあります。

アイランドリバーサル

アイランドリバーサルとは、株価がギャップをあけてポツンと飛びぬけ、そしてギャップをあけてもとの株価に戻るチャートの形を言います。アイランドは、離れ小島のように見えることからこう呼ばれます。上昇中なら天井のサインとなりやすく、逆に下落の際に出現すると底のサインとなりやすくなります。

アウトパフォーム

アウトパフォーム(Outperform)とは、日経平均株価やTOPIXなどのベンチマークに対して、ある指数もしくは銘柄の一定期間の収益率が上回っている(上回りそうな)ことを言います。他にアウトパフォーマンスとも呼ばれてます。

青天井

青天井(あおてんじょう)とは、物の値段や取引相場が勢いが強く、天井知らずにどこまでも上がりそうな状態のことを言います。天井のない青空という意味で限界知らずの状態を表現しています。

商い(あきない)

商い(あきない)とは、「商内」とも表記され、一般的には売り買いすること(商売)や売り上げ(売上)のことを言いますが、マーケットにおいては、売買(取引)をすることであり、また取引が活発な時を「商いが多い(商いがある)」、取引が少ない時を「商いが少ない(商いがない)」と言います。

アキュムレーション

アキュムレーションとは、債券を償還(額面)金額より低い価額で取得した場合、償還時に額面と取得価額の差額相当分の利益(償還差益)が発生しますが、そこで得た利益を償還時に一度に計上せず、保有期間まで均等に配分し、簿価を上げる処理のことを言い、略してアキュムとも呼ばれています。
利益を計上すると同時に、債券の帳簿価額をその分だけ引き上げるので、利益を満期日の属する決算期に集中させずに、平準化させて期間収益の安定化を図りたいと考える投資家は期間収益の安定化を図ることができます。

悪材料

悪材料とは、相場全体や個々の下落要因となる出来事や事情、予測などを言います。また、材料とは、マーケット(相場)を動かす出来事や原因のことを言います。なお、類義語として「売り材料」や「押し下げ材料」、「弱材料」、「悲観材料」とも呼ばれます。

アクティブ運用

アクティブ運用とは、ベンチマークとなる市場インデックス(日経平均株価やTOPIXなど)を上回る成績を目指す運用スタイルのことを言います。マクロ的な投資環境の予測から、資産配分や投資対象を決めるトップダウンアプローチと、個別企業の調査・分析から投資対象の選別を行うボトムアップアプローチなどの手法が用いられます。
インデックスとは異なるポートフォリオを構築しますので、特にボトムアップアプローチの場合ファンドマネージャーやアナリストが独自の知識や経験、ノウハウを活用し投資判断を行う点においてその能力に依存されやすい点が挙げられます。

悪目買い

悪目買い(あくめがい)とは、相場が下がっている状況で、売りが優勢であるにもかかわらず、相場に悪い材料が出たり、あるいは指標的に難しい局面などの買いにくい状況で敢えて買うことを言います。また、悪目(あくめ)とは、上げると見られた相場が下げること、またはその下げている相場のことをいいます。

アグレッシブ・グロース

アグレッシブ・グロースとは、株式に投資するファンドのタイプの一つで、キャピタル・ゲインの期待できる中小型の成長株を主な投資対象とするファンドのことを言います。アグレッシブ・グロース型ファンドとも呼ばれています。

あく抜け

あく抜けとは、悪材料が出尽くして、相場が落ち着くことを指します。文字通り、「あく」が抜ける、という意味。マーケット全般で使われる用語としても知られています。
一般的に下落傾向の相場もいつかは一段落し、その下げ止まった時点を呼びます。株価上昇などへの期待が高まるときでも使われる場合があります。

上げ足

上げ足は、相場が上昇する動き(足どり)のことをいいます。また、そのスピードが急な場合は、「上げ足が速い」と言い、また緩やかな場合は、「上げ足が鈍い」と言います。

反対に相場が下落する動きのことを「下げ足」と言います。

上げ一服

上げ一服とは、相場の上昇が一時的に止まり、小休止状態になることを言います。これは、上昇局面において、目立った値動きをしていた相場が落ち着きを取り戻し、しばらく安定した状態を保つ場合に使われます。また、買い進まれていた動きが一時的に止まることを「買い一服」と言います。

上げ賛成

上げ賛成とは、マーケットにおいて、投資家の多くが相場の上昇に賛成なことを言います。これは、先高を期待して買った人が多いような場合に、相場が中々上がらない状況下で、市場の空気として、相場が上がることを希望する人が多い状態になっていることを指します。

上げ相場

上げ相場とは、株価や指数がだんだんと上昇していく相場のことを言います。これは、「上昇トレンド」とほぼ同じ意味で使われ、ニュースの相場概況(市況説明)などでもよく出てきます。

アジア・オセアニア型ファンド

アジア・オセアニア型ファンドとは、株式を中心に運用するファンドの中で日本以外のアジア・オセアニア地域に的を絞って投資するファンドを言います。「レッグ・メイソン・アジア・パシフィック・ファンド(米ドル)」のようにアジア・オセアニア地域全体、あるいはアジア全体に分散投資するファンドもあれば、「UOBインディアン・エクイティ・ファンド(円クラス)」のように特定の一カ国を投資対象としているファンドもあります。

味付け買い

味付け買いとは、市場の空気である「場味(ばあじ)」を良くするための買いのことをいいます。これは、低調な相場に刺激を与え、相場が上昇することを狙って買いを入れるもので、取引(売買)を刺激する場合に行われます。

頭打ち

頭打ちとは、マーケット(市場)において、相場が伸びる力(上昇力)が鈍り、伸び悩んできた状態のことを言います。これには、上昇途上で揉み合い(もみあい)に入った場合と、相場が大天井をつけた場合とがあります。

当たり屋

当たり屋とは、ある期間、相場で利益を上げ続けている人のことを言います。また、相場が自分の予想通りに動いて利益を上げることを「当たる」と言い、本用語は「当たる人→当たり屋」に由来します。

足どり

足どりとは、文字通り過去の相場の動き(歩み)を言います。これは、取引時間中の価格(値段)の推移を時系列で表示した「歩み値」から分かり、チャート(けい線)にした場合、今後の相場を予測する際の一つの参考になります。尚、チャートの足どりには、通常、上げ足、下げ足、保ち合いの3つがあります。

アナリスト

アナリストとは、企業の財務分析、業界分析、経営者インタビューなどを調査し、株式の投資価値の分析・評価を行う証券会社の社員のことを言います。証券会社や運用会社の探査部に所属し、個人投資家、機関投資家、ファンドマネージャーに行った企業の分析・評価が提供されて投資家の運用判断に活用されています。

アニュアルレポート

アニュアルレポートとは、日本語では「年次報告書」とも呼ばれ、企業が年度末にディスクロージャー(情報公開)という観点から、世界の株主や投資家、金融機関などの関係先に配布する、経営内容についての総合的な情報を掲載した冊子を言います。

アノマリー

アノマリー(Anomaly)とは、ある法則・理論からみて異常であったり、説明できない事象や個体等を言います。これは科学的常識、原則からは説明できない逸脱、偏差を起こした現象なども含まれます。すでに説明できるようになった現象でも、アノマリーあるいは異常という名称がそのまま残る場合があります。

綾(あや)

綾(あや)とは、長期的に見て、相場の大局的な流れと関係のない小さな変動(一時的な上下)のことを指します。上昇相場における一時的な小さな下げをあや押し、下降相場における一時的な小さな上げをあや戻しといいます。
綾(あや)は、リアルタイムでは判断がつかず、結果論(時間の経過後にチャート等)から判断される場合がほとんどです。

綾押し

綾押し(あやおし)とは、上昇相場が続く中で、一時的に少し値を下げることを言います。また、あや(綾)とは、長期的に見て、相場の大局的な流れと関係のない「小さな変動(一時的な上下)」のことを言います。

綾戻し

綾戻し(あやもどし)とは、下降相場が続く中で、一時的に少し値を上げることを言います。また、あや(綾)とは、長期的に見て、相場の大局的な流れと関係のない「小さな変動(一時的な上下)」のことを言います。

歩み値

歩み値(あゆみね)とは、取引時間中の株価の推移を時系列で表示したものを言います。
一般に取引時間中に相場(売買値段)は、時々刻々と変動しますが、その相場の推移を時系列で表示したものが「歩み値」であり、通常、データ(一定本数の表)やグラフで表示されることが多いです。

アルゴリズム取引

アルゴリズム取引とは、コンピューターシステムが株価や出来高などに応じて、自動的に株式売買注文のタイミングや数量を決めて注文を繰り返す取引のことを言います。具体的には、自らの取引によって株価が乱高下しないように売買注文を分散したり、また株価が割安と判断したタイミングで自動的に買い注文を出したりします。
機関投資家の売買注文で利用されることが多い取引手法のひとつです。

アンダーウェイト

アンダーウェイトとは、投資において資産配分を決定する際に、ある投資対象の資産配分の比率を基準(ベンチマーク)となる資産配分の比率より少なく(低く)することを言います。

アンダーパフォーム

アンダーパフォーム(Underperform)とは、「アンダーパフォーマンス(Underperformance)」とも呼ばれ、金融業界において、投資成果を表す言葉として使われ、運用成績がベンチマーク(指標)を下回ることを言います。

アービトラージ

アービトラージとは、連動性のある銘柄を組み合わせ、株価と理論価格のズレを利用して売買し、価格差を稼ぐ取引のことを言います。
裁定取引とも呼ばれます。