「アビガン」VS「レムデシビル」新型コロナウイルスの治療薬としてどちらが有効?

「アビガン」VS「レムデシビル」新型コロナウイルスの治療薬としてどちらが有効?

4901:富士フイルムホールディングスの子会社が増産を開始した「アビガン」、そしてGILD:ギリアド・サイエンシズの「レムデシビル」と、新型コロナウイルスの治療薬としてはこの2つに絞られてきた状況になりつつあります。

トランプ大統領が有望視しているとされる抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」は心臓への副作用が見られた事例があり、日本では「アビガン」を強く推奨しかなり早い段階で増産の着手がなされてきました。

4901:富士フイルムホールディングスの株価は4/6に6,420円までの高値をつけ、3/13安値4,152円から50%以上値上がりしました。しかし現在はピークをつけ下落に転じており、ここを買い場と見ている投資家もいるようです。実際、岩井コスモ証券は目標株価を引き上げました。

4901:富士フイルムホールディングスの株価

一方でGILD:ギリアド・サイエンシズはシカゴで抗ウイルス治験薬レムデシビルの投与を受けている新型コロナウイルス感染症の患者グループに「発熱や呼吸器官症状の急回復が見られている」と報じられ株価は上昇。一時は2018/1/29につけた高値89.54ドルに迫る水準まで値を上げました。

GILD:ギリアド・サイエンシズの株価

4901:富士フイルムホールディングスの子会社が増産を開始した「アビガン」、そしてGILD:ギリアド・サイエンシズの「レムデシビル」を比較すると、「アビガン」は錠剤のため自ら服用が可能。「レムデシビル」は静脈への注射が必要になるため、一度医療機関を受診しなければいけないという違いがあります。

「アビガン」の場合、妊婦又は妊娠している可能性のある女性は投与できないとされています。これは生まれてくる子供の催奇形性の可能性が否定できないからです。こうなると女性は投与しなくないですよね。

詳しくはこちらをご覧ください。

アビガンR錠の催奇形性の可能性について

「レムデシビル」はもともとエボラ出血熱やマールブルグウイルス感染症の治療薬として開発されたもので、日本で承認薬として使えるようになるのは「緊急性を考慮した特例扱いをしても、最短で2020年内」とされています。

「レムデシビル」の副作用として「肝臓の酵素の血中濃度の上昇」が考えられていますが、現段階では結論づけられていません。

どちらにせよ全ての人に有効とは言いにくく、人によっては投与出来ない場合も考えられますが今のところ有力視されているのはこのどちらかかもしれません。

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