日銀金融政策決定会合にて、新型コロナウイルスの感染拡大による経済の悪化を踏まえた追加の金融緩和に踏み切ることが決定されました。
決定内容は
コマーシャルペーパー(CP)・社債などの追加買入枠を合計約20兆円の残高を上限に買い入れを実施。買い入れ対象とする社債などの残存期間を5年まで延長。
国債の購入額はこれまで設けていた年80兆円としていた事実上の上限をなくし、低金利環境の維持に必要な量を制限なく買える(10年物国債金利が0%程度で推移するよう、長期国債の買い入れを行う)。
ETFおよびJ-REITについて当面はそれぞれ年間約12兆円、年間約1,800億円に相当する残高増加ペースを上限に買い入れを行う。