GILD:ギリアド・サイエンシズの株価考察です。考察からの値動きを追いながらその後の推移について検証していきます。
4/19 GILD:ギリアド・サイエンシズの株価考察
詳しくは「「アビガン」VS「レムデシビル」新型コロナウイルスの治療薬としてどちらが有効?」の記事にて取り上げています。
4/19の時点で株価は一時2018/1/29につけた高値89.54ドルに迫る水準まで値を上げました。
5/3 GILD:ギリアド・サイエンシズの株価考察
こちらは5/1時点での株価です。
米食品医薬品局(FDA)は新型コロナウイルス感染症治療薬の候補とされるギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬レムデシビルに緊急使用許可を与えたと報じられました。早期の臨床データを裏付けに実用化される新型コロナ治療薬では第1号となります。しかし株価はいまいち突き抜けない展開になっており、先週はかなり値動きが上下しています。
これを受け日本政府は特例承認に向けた持ち回り閣議を開催する予定だと報じられたのが昨日5/2です。一方で新型コロナウイルス治療薬候補「レムデシビル」の日本への安定供給が当面は難しいとも報じられており、日本経済新聞では必要な患者に十分に供給できる体制が整うまで保険適用はできないとみていると報じています。
レムデシビルで利益をいかに確保するかが投資家にとっての焦点となっているためで、特に日本の投資家は安易に飛びつかない方がよさそうです。