雇用統計の結果とNYダウのおさらい

相場のぼやき

昨晩発表された非農業部門雇用者数は前月から2050万人減少し、失業率は前月の3倍余りとなる14.7%に上昇するという結果となりました。

雇用統計発表前に投稿した「今夜の雇用統計に注目」では両極端な値幅予想について述べましたが、ダウ平均株価だけで見れば前日比+455.43ドルと大きく上昇したものの、雇用統計は織り込み済みで、多くの州で経済活動の制限が緩和され始めている傾向も買い材料となっているようです。

昨晩は少し極端な値幅としましたが、ここ数ヶ月にわたる値幅の上下は縮小傾向にあり、売買代金も非常に少なかったため、4/29高値に迫るというのは少し大げさでした。しかし反対に、せまらなかったことで4/30高値を超えて4/29に届かない場合は2番天井の危険もあります。またもう1点、3/4高値からのラインにちょうど差し掛かって引けているため、ここを突破できるかどうかも来週の相場の焦点と言えるでしょう。ここを超えられないなら2番天井という話は後回しとなります。

まとめると

①3/4高値からのライン
②4/30高値
③4/29高値

の順に見ていくと良さそうです。

来週は米中貿易に関連する問題が今後どのように動くかも注目されます。先日2020年1月に署名した貿易協議の「第1段階合意」を巡って電話で協議され、米国は新型コロナと関係なく輸入目標を達成するよう中国に迫っており、トランプの行動、発言ひとつで経済的な影響を与えそうですが、来週よりも再来週の方が警戒すべき週かもしれません。