日経平均は超えるべき価格帯を超えてきた

指数・指標

日経平均は前日比228円68銭(1.05%)高の21,988.29円で引けました。市場では「令和最高値」といった言葉も飛び交っている一方で、踏みあげられた投資家も多数。

特にツイッターで見受けられるのが、8月前半の下げでは買い下がり、1000円を超える値幅に耐え切れず「売り」にシフトし始めた頃に再び上昇し始めるという先物やETFを中心にやっている投資家を殺しにかかった相場とも言えます。

週足で見ると、2016年11月のような上昇を非常に短期的に行われた状態で、相場が崩れないように大口が買い支えた結果が功を奏したと言えるでしょう。

今後の展開としては4月につけた22,362.92円を超えてくる可能性が非常に高い一方で、2018年10月につけた24,447.07円にどこまで近づけるかが焦点となりますが、4月高値を抜けるからには24,447.07円を超えないと典型的なトリプルトップとなり、この短期スパンで見ると増税以後10月、11月の展開は非常に厳しいものになってくるかもしれません。

しかし24000円台をもし狙ってくるのであればまだ2,000円近い値幅があるためしばらくは買いムードは続くかもしれません。

もうひとつ重要なポイントとしては、東証1部の売買代金は概算で3兆3348億円と今年最大の売買代金。3兆を超えてくるのは非常に久しぶりで、日本市場に資金が戻ってきたという安心感と期待感が一層株価を値上がりに押し上げる要因となるかもしれませんが、一方でマザーズ指数の下落は気にかかるので、安易に何でも飛び乗る相場にはまだまだなっていないものと見ています。