第3のチャイナショックからの世界同時株安は警戒すべきか?

第3のチャイナショックからの世界同時株安は警戒すべきか?

10月からの相場はポジティブな要素が非常に少なく警戒時期に突入すると言えます。

日本だけで言えば10/1からの消費増税。

国内景気に対する懸念が市場ですでに織り込まれているようには到底思えず未知数と言えます。

また世界に目を向けると週末に飛び込んだ米国市場における中国株の上場廃止、中国株に対する投資制限の協議の影響もあり、先行き不透明です。

丁度日経平均やダウ平均株価でも直近での高値ピークと見られやすい位置で推移している点も警戒が必要です。

日経平均は思いのほか強いとも言えますが、米中貿易関連、特に中国が大きな影響を受けやすい状況の中で世界同時株安が起こるとすれば第3のチャイナショックが引き金と成り得るでしょう。

チャイナショックと言えば2007年の上海ショック、2015年の中国株暴落が主に上げられますが、過去のチャイナショックに比べるとインパクトは小さいものになるかもしれません。

これは世界同時株安におけるきっかけとしか言えず、世界的な利回りの低下、原油価格が一瞬にして高騰しかねないという現実を突きつけられた先日の事件などを含めた地政学リスクなど問題は山積みです。

消費増税の観点のみで見ると、初めて導入された1989年4月、バブル絶頂期でしたがその年の12月に日経平均は高値をつけ下落。

5%となった1997年4月の日経平均は翌月高値をつけ下落。

8%となった2014年4月の日経平均はアベノミクス絶頂期でもあり上昇が継続されました。

捉え方によって日経平均の上昇余地はまだ少しあるので、世界同時株安の中日本が強い展開になることも考えられますが、可能性としてはあまり高くはありません。

ただ悲観的になりすぎて先物を売り続けると痛い目を見るのが今の相場でもあります。

多くの投資家が「売り」を選択した相場は意外と上昇する場合も多いので、慎重にどちらに転がっても動けるような投資が望ましいと言えます。