4080:田中化学研究所の株価考察

4080:田中化学研究所の株価考察

4080:田中化学研究所の株価考察です。考察からの値動きを追いながらその後の推移について検証していきます。

10/9 4080:田中化学研究所の株価考察

昨日のノーベル化学賞授賞からの見解です。

ノーベル化学賞に旭化成・吉野彰氏ら…リチウムイオン電池開発で旭化成の株価は?

10/10 4080:田中化学研究所の株価考察

昨日の吉野氏ほか3名がノーベル化学賞を授賞したことを受け、リチウムイオン電池関連株に買いが先行。

田中化学研究所は、リチウムイオン電池の正極材料として、コバルトをニッケル、マンガンに置き換えた「三元系正極材料」及びアルミニウム等を添加した「ニッケル系正極材料」の量産化に成功しており、リチウムイオン電池関連株の代表格とも言えます。

しかし、2020年3月期 第1四半期決算ではリチウムイオン電池向け製品が前年同四半期比において14.4%減少しており、市場拡大が予測されている割には悩ましい結果になっています。

そのため11月期の結果で改善された場合さらなる株価上昇が期待できますし、仮に減少したところで織り込まれる可能性も十分。今後の発展によっては「第二次リチウムイオン電池関連株ブーム」の始動が考えられます。

2017年10月の株価から比べると現在3分の1以下まで下落しているので、上値が重いのはあきらかですが、テーマとして見るとお構いなしに上昇し兼ねない分野でもありますので、今後長期的な監視対象とも言えます。

10/10 4080:田中化学研究所の株価考察

10/15 4080:田中化学研究所の株価考察

今後長期的に…などと書きましたが非常に大きな材料が開示されました。

スウェーデン・ストックホルムに本拠を置くノースボルト社(Northvolt Ett AB)との間で、前駆体製造技術のライセンス及び技術支援契約及び前駆体販売契約を締結。

開示された内容によると、ノースボルト社は車載用途を中心に次世代リチウムイオン電池の量産を目的として設立された会社で、ノースボルト社側が前駆体を一部外部調達したいというニーズに応えて当社が前駆体を供給するとともに、ノースボルト社に対してその前駆体の製造に関する技術協力を行うことについて両社で意見の一致したとのこと。

田中化学研究所はノースボルト社から、技術支援の進捗状況に応じてライセンス/技術支援料を受領するようです。

ノースボルト社は米テスラの幹部であったピーター・カールソン氏らが2015年に設立したバッテリーベンチャーで、非常に大きな企業です。さっそくビッグサプライズが開示されPTSではストップ高1,010円をつけています。明日寄り付くのでしょうか。

10/15 4080:田中化学研究所の株価考察

10/16 4080:田中化学研究所の株価考察

1,010円ストップ高。本日一度も寄りませんでした。PTSは現在1,099円ですので、明日は利確勢が動いてくるものと考えられます。

技術支援料の受領というのがどの程度のものなのか。

10/16 4080:田中化学研究所の株価考察

10/17 4080:田中化学研究所の株価考察

案の定利確勢大多数。寄付き1,010円から2分で高値1,079円をつけ、開始5分で寄付き価格以下になり一時952円まで下落しました。出来高が多すぎるため、明日以降は少し押されている可能性も。

10/17 4080:田中化学研究所の株価考察

10/23 4080:田中化学研究所の株価考察

本日高値を更新してきましたが、日足チャートは見るに堪えない形となってしまっています。日足はもちろん週足でも買われ過ぎ、月足でも上値は重い状態です。

これはリチウムイオン電池関連株としての物色が続いているせいで、業績面が考慮されている動きとは言えません。しかしこの様子では11/8の決算近辺までは短期的にはおもしろくなるかもしれません。

現段階では難しいですが、来月辺りに1150円台を超えてくると、昨年末の下落を奪還する形になりますので、そこから一気に買いが殺到する可能性も秘めているため、引き続き監視していきます。

10/23 4080:田中化学研究所の株価考察