東証マザーズ指数って何?大化け株続出のマザーズ市場について株初心者にもわかりやすく解説

東証マザーズ指数って何?大化け株続出のマザーズ市場について株初心者にもわかりやすく解説

日本取引所に上場している株式には東証1部、2部、そして新興市場と呼ばれる「JASDAQ」「東証マザーズ」があります。

この記事では株初心者の方向けに新興株、新興市場について、また東証マザーズと東証マザーズ指数について、またマザーズの株がなぜ投資家に人気なのか?をご説明いたします。

新興株、新興市場とは?

「新興市場」とは、新興企業(ベンチャー企業)が多く上場している東京証券取引所の「JASDAQ」「東証マザーズ」などの総称として使われる言葉です。

「JASDAQ」「東証マザーズ」の他には、名古屋証券取引所の「セントレックス」、札幌証券取引所の「アンビシャス」、福岡証券取引所の「Q-ボード」があります。

各市場の共通点としては、各証券取引所の1部・2部などの通常の基準よりも上場基準が緩く、株主数や上場時の見込み時価総額など一定の要件を満たしていれば、設立間もない企業や赤字の企業でも上場できる場合があります。

新興株とは、そのまま新興市場に上場している株式を指します。

東証マザーズとは?

東証マザーズは、Market of the high-growth and emerging stocksの頭文字で「Mothers」。

東京証券取引所に開設されている株式市場で、東証1部へのステップアップを視野に入れた成長企業向けの市場です。

東証マザーズは今後が期待されている企業に資金調達の機会を与えるため、上場基準が緩めなのが特徴です。

企業は上場後大きく成長する場合があり、株価の変動も大きく多くの投資家がハイリスク・ハイリターンであることを理解しつつも大化け株を狙う傾向があり、実際に株価が何十倍にも膨れ上がった企業もあります。

東証マザーズ指数とは?

東証マザーズ指数とは、東証マザーズに上場する全銘柄を対象とした株価指数のこと。

2003年9月12日時点での時価総額を1000として、その後の時価総額を指数として表しています。

マザーズに上場している全銘柄のうち、上位8銘柄が1000億円以上の時価総額で、中でも4385:メルカリは3800億円以上の時価総額になっているため、これらの銘柄の変動が指数そのものに大きく影響します。

東証マザーズ指数の注意点

東証マザーズ指数に上場している銘柄は発展途上にある企業である場合が多いので、今後の高い成長が期待できる反面、業績の安定面には不安がある場合も多く、株価の変動が大きくなりやすい傾向にあります。

売買高が少ないなかで大量の買い注文や売り注文が出ることによって、株価変動の方向性が一方的になりやすいともいえます。

ここ数年、株価が10倍高する銘柄を「テンバガー」と呼んでいますが、これらテンバガーの多くが東証マザーズ指数から誕生しています。

東証マザーズ指数の基本(まとめ)

東証マザーズ指数とは、東証マザーズに上場する全銘柄を対象とした株価指数のこと。

時価総額1000億円以上の8銘柄の株価変動に連動しやすいと覚えておくと簡単です。

4385:メルカリ
2121:ミクシィ
4592:サンバイオ
4565:そーせいグループ
3479:ティーケーピー
3923:ラクス
3993:PKSHA Technology
4443:Sansan

今のところこの8銘柄ですが、日頃の株価変動によって時価総額も変動しますので、ずっとこの銘柄ではないことも覚えておきましょう。

東証マザーズの株が投資家に人気な理由は?

資産を増やすためには株価が大きく上昇する株式を購入する必要があり、多くの投資家は株価の変動が大きい新興株、特にマザーズの株を買う傾向があります。

東証1部屋2部に上場している銘柄が一般的に出来高も大きく、短期間で株価が倍増するような銘柄はなかなかありません。

しかしマザーズの銘柄はものによっては数十倍にまで株価を膨らませるものも多く、ひとつの銘柄を1点買いすることで短期間で一気に資産が倍増する可能性を秘めている場合があり、投資家に人気です。

投資よりも投機、どれだけ成長が見込める銘柄であっても上昇が止まらない銘柄の場合資金のある投資家が一気に買い集めようとするためすぐにストップ高になる銘柄も多くあるのがマザーズに上場している銘柄です。これはJASRAQに上場している銘柄にも言えることですが、大化け株と呼ばれる銘柄はマザーズに上場している銘柄の中から誕生することが多いです。

大化け株狙いは危険?

株価が上がると利益を確定するために安い株価で購入した投資家たちが株を売り始めます。

しかし大化け株と呼ばれる銘柄の多くはまるで「初動から株価2倍にまで上昇させたいのかな?」と察してしまうくらい勢いがある事もあり、大口投資家が大きな売りを出しても上昇が続く場合があります。

これらは株初心者にはついていける動きではありませんし、初心者に限らず一般的なデイトレーダーなどの投資家でもついていくことはできません。

しかしこういった相場に慣れている投資家はうまく利益確定をして欲張ることなく利益のままで終了させている投資家もいます。株初心者には相当難しいことです。

当たり前ですが吸収しきれないほどの大きな売りが次々と出てきたときに、買いが支えきれずに株価は一気に下がり始めると、相場が終了します。

相場が終了するタイミングを計るのは非常に難しく、株価が調整して再度上昇する場合もあれば調整もなく完全に終了する場合もあり場合によってはロスカットせざるを得ない状態にもなります。

株初心者の方がいきなり大化け株だとSNSなどで騒がれるような銘柄を売買する時はいくつかの注意点がありますので参考にしてみてください。

マザーズ指数の確認

新興市場に資金が入りやすい相場であればマザーズ指数も上昇しやすくなりますが、そういった状態ではない時に株価が上昇している銘柄に飛び乗ると痛い目を見やすいので注意しましょう。

初動からどれだけ上昇しているか

大化けする、もしくはその可能性がありそうな銘柄はSNS上で騒がれいわゆる「祭り」の状態にあります。銘柄を見た時にはまずチャートを見て、いつから上昇し始めて今どれだけ上昇しているのかをパーセンテージで考えてみましょう。

もし100円だった銘柄が160円まで上昇していて、SNS上でまだ人気がありそうだから160円だけど買ってみようという判断は非常に危険です。

そのまま200円にいくかもしれませんが、160円が高値のピークで二度と戻ってこないかもしれません。

投資かはその価格帯から買う場合、一部ギャンブル感覚で投機として売買する投資家もいますが、買い板と売り板どちらが優勢か、チャート分析やファンダメンタル分析、SNS上での発言を分析して投資するかを判断していますので、手に負えないと思ったらすぐに売却するか、どうしても買いたいのならロスカット値を決めてデイトレで終了するつもりでトレードして見るのがいいかと思います。

新興株・マザーズについてのまとめ

株初心者の方向けに新興株、新興市場について、また東証マザーズと東証マザーズ指数について、またマザーズの株がなぜ投資家に人気なのか?をご説明させていただきましたが、まとめると証券取引所の1部・2部などの通常の基準よりも上場基準が緩く、株主数や上場時の見込み時価総額など一定の要件を満たしていれば、設立間もない企業や赤字の企業でも上場できる場合があり、それらの銘柄の中から多くの大化け株が誕生している、と覚えておきましょう。

もちろんマザーズ指数も大事で、売買するときは大型や中小型株よりも細心の注意を払って長期トレードはあまり考えずに小まめにトレードしていくといいかもしれません。